少し大きめで高感度性能の高い撮像素子を採用した電視観望に向いた特性を持つカラーCMOSカメラです。PCとUSBで接続し制御するカメラで、USO3.0に対応するPCを使用すれば高速なデータ転送により高いフレームレートでの撮影を行うことができます。給電はUSBからのバスパワーで行います。
撮像素子にはソニー製CMOS「IMX482」が採用されています。センサーサイズ11.13mm×6.26mm、解像度1920×1080、ピクセルサイズ5.8μmの1/1.2型カラーCMOSセンサーで、ASI462MCで採用されているIMX462とほぼ同じ解像度ながら4倍の面積を持ちます。低ノイズで低低照度での画質に優れ、高い階調表現をもたらせる大きな飽和電荷容量を実現していることで月や惑星のみならず星雲等の撮影や電視観望などに幅広く使用できます。
赤外カットフィルターは内蔵されていないため通常の撮影時には赤外カットフィルターの併用をお勧めいたします。
鏡筒との接続は31.7mm差し込み等で行え、直焦点撮影やバローレンズ併用撮影、拡大撮影等での撮影が可能です。ST4互換と呼ばれているガイドポートを装備しているのでオートガイド用カメラとしても使用可能です。
ドライバ等のソフトウェアは更新されている場合がありますので、ZWO社WEBサイトより最新版をダウンロードしてお使いください。
当店にて非冷却CMOSカメラ(機種は問いません)をご購入の方に、スターベースだけのオリジナルマニュアル冊子をお付けします!!本編フルカラー26p。月と惑星のそれぞれに対して 撮影 スタッキング処理 強調処理 の3段階全てを豊富な画像付きで丁寧に紹介した冊子です。
各ソフト(SharpCap、AviStack、Auto Stakkert、RegiStax)の使い方、パラメータの設定方法、撮影と画像処理のコツ(ノウハウ)など 具体的な内容を充実 させました。これから初めてCMOSカメラでの撮影に取り組むという方でも、初回からある程度のレベルの結果を得られるようになることを目標としています。もちろん冊子を読んで不明なことがあれば、すぐにご連絡ください。スタッフがサポートいたします。主な仕様 | ||
センサー | Sony 1/1.2 "CMOS IMX482 | |
解像度 | 1920×1080 | |
ピクセルサイズ | 5.8×5.8μm | |
A/Dコンバータ | 12bit | |
露出時間 | 32μ秒~2,000秒 | |
飽和電荷容量 | 51.5Ke | |
撮影領域の選択 | 可能 | |
オートガイドポート | 6極6芯モジュラー(通称ST4互換、RJ-11) | |
フランジバック | 17.5mm | |
接続規格 | USB3.0 Type-B | |
鏡筒との接続 | 31.7差し込み、50.8差し込み、M42P0.75ねじ込み | |
対応OS | Windows 7/8/10、Mac OS X(64bit) | |
大きさ | 62mm×41mm(31.7ノーズピース含まず) | |
質量 | 約133g(本体) | |
付属品 | T2→31.7スリーブアダプター、USB3.0ケーブル、6極6芯モジュラーケーブル、 ドライバーCD |