あの伝説の名著がついに再販となりました!
屈折望遠鏡の基本的な原理と技術をわかりやすく解説した書籍です。2005年に発行した「新版 屈折望遠鏡光学入門」の復刻版となります。豊富な図面を掲載しており、一部を除き高校数学程度の知識があれば理解できるように解説されています。これから望遠鏡の光学を学びたい皆様に最適な一冊です。
前半は屈折望遠鏡の歴史、望遠鏡・フィールドスコープ・双眼鏡の光学の入門など、望遠鏡の光学系を学ぶための基礎的な内容を解説しています。後半では光学材料、対物レンズ、接眼鏡などをテーマごとに詳細に解説しています。
目次
1.世界史の中の屈折望遠鏡
2.レンズ光学入門
3.屈折望遠鏡の一般光学
4.地上望遠鏡、フィールドスコープ、双眼鏡
5.光学材料
6.対物レンズ
7.接眼鏡
8.カタデオプトリック系
著者紹介
■吉田 正太郎(ヨシダ ショウタロウ)
1934年東京帝国大学理学部天文学科卒業。
東京帝国大学、東北帝国大学を経て、1960年東北大学教授に就任し、天体測定学や応用光学などを研究。
1950年から仙台市天文同好会の会長を務めるなど、アマチュアの天文家としても活躍。
1976年の定年退官後は、東北大学名誉教授として後進の指導にあたる。
1982年、天文知識普及、天文台施設運営指導、科学教育向上に寄与した功を評価され、仙台市市政功労者に選ばれる。
1985年に勲二等瑞宝章受章。2002年仙台市同好会名誉会長。
主な書籍に『アマチュアのための望遠鏡光学』『望遠鏡発達史』『光学機器大全』(いずれも誠文堂新光社)など著書多数。
2015年7月、永眠。
書籍情報
著:吉田 正太郎
発売日:2021年09月09日
発行:誠文堂新光社
判型:A5/356頁
ISBN:978-4-416-62150-9