星座の起源とその歴史について紹介した書籍です。一般的な星座はギリシア神話に由来するものとして広く知られていますが、起源は古代エジプトと古代メソポタミアで作られた星座の原型にあります。星座を生み出した人々の宇宙観や天体観測から科学としての天文学へ繋がってゆく流れを豊富な資料とともにわかりやすく紹介しています。
本書は2010年刊行の『わかってきた星座神話の起源-エジプト・ナイルの星座』と『同-古代メソポタミアの星座』の2冊を再編し、1冊にまとめたものです。
著者紹介
近藤 二郎(コンドウ ジロウ)
早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学エジプト学研究所所長。天文ファンとしても長年熱心に活動。専門のエジプト学、考古学の知識を活かし、天文学や星座の歴史的な研究を行う。
書籍情報
著:近藤 二郎
発売日:2021年01月20日
発行:誠文堂新光社
判型:A5/400頁
ISBN:978-4-416-52159-5