一部を除くタカハシ製鏡筒にビクセン規格アリミゾ式ファインダー脚を取り付けられるようにできるアリミゾ金具です。タカハシ製鏡筒の多くで採用されてる6×30ファインダー脚と7×50ファインダー脚用の取り付けネジ穴に取り付けできます。取り付けられるファインダー脚はビクセンやSkyWatcher等の多くのメーカーで採用されているビクセン規格アリミゾ式ファインダー脚を採用しているものになります。小型のガイド鏡を搭載させる際にも使用可能です。但しビクセン規格アリミゾ式ファインダー脚であれば必ず取り付けできるとは限らず、一部取り付けできないファインダー脚がありますのでご注意ください。

ファインダー脚の取り付けをアリミゾ式にすることで簡単に着脱できるようになり、組み立てや撤収の手間を軽減できます。また、選べるファインダーの種類も豊富なので好みや用途に合わせて適したものを取り付けることができます。ファインダー脚固定ネジは大きな摘みのものが2本装備されているのでファインダー脚をしっかりと固定できます。

上面には5ヶ所の穴があり、タカハシ製鏡筒に取り付ける際は左右にあるM5ネジ用座繰り穴を使用します。アリミゾ金具に付属している首下10mmのM5ネジが使用できます。中央の座繰り穴には別売のM6ネジや1/4インチネジを入れることができ、プレートや鏡筒バンドの上等、様々な場所に取り付けて使用することもできます。中央座繰り穴の前後にはM2ネジ穴が2ヶ所開けられており、市販のM2ネジを取り付けておくことでストッパーとして使用できます。M6ネジ、1/4インチネジ、M2ネジは付属しません。


対応鏡筒：ファインダー脚取付規格が28mm間隔のM5ネジ穴×2のタカハシ製鏡筒
対応ファインダー脚：ビクセン規格アリミゾ式ファインダー脚(一部を除く)
付属品：M5ネジ(首下10mm)×2
質量：53g(ファインダー脚固定ネジを含む、M5ネジを含まず)(実測値)


※鏡筒を持ち運ぶ際はファインダー、ファインダー脚を持たないようにしてください。アリミゾ金具からファインダー脚が外れた場合鏡筒が落下する可能性があります。

鏡筒に取り付ける際はファインダー脚に付属しているファインダー脚取付ネジは使用せず、このアリミゾ金具に付属しているネジを使用してください。特にFS-60CB、FC-76DCU、FC-100DC等に取り付ける際は必ずアリミゾ金具付属のネジを使用してください。ファインダー脚付属のネジを使用した場合はドロチューブとネジの先端が接触し、破損やドロチューブの摺動を妨げる可能性があります。

FS-60C以外の5×25ファインダー脚に対応する鏡筒、11×70ファインダー脚に対応する鏡筒、CCA-250鏡筒等のM10ネジでファインダーを取り付ける鏡筒、Mewlonシリーズ等のファインダー脚が取り外せない鏡筒、2本脚式のファインダー脚に対応する鏡筒、割りリング式ファインダー脚に対応する鏡筒等には取り付けることができません。

国際光器製EF-508用ファインダー脚、FQR-1用アリガタ、アルカスイス規格アリガタ、鏡筒用規格アリガタ等を取り付けることはできません。