納期予定:
1~2週間程度
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Antlia クアッドバンド Anti-Light Pollution フィルター/2inch の特徴
本フィルターは、589nmのオレンジイエローの光をほとんどカットし、LED青色光の一部をカットするため、光害を軽減する効果があります。可視光域の主要な輝線であるHα/SII/OIII/Hβに高い透過率を持ったクアッドバンドタイプです。
Antlia クアッドバンド Anti-Light Pollution フィルターは、可視光域・近紫外線(NUV)、近赤外線(NIR)域を透過するため、光害度ボルトル8からボルトル1の範囲で、銀河、反射星雲、輝線星雲、星団など、95%のディープスカイ天体を撮影できます。
f/2までの高速光学系に対応するよう設計された広いバンドパスを備えています。
最新のカメラは近赤外線域で高い量子効率(QE)特性を示し、この領域は人工光害の影響を受けにくいことを考慮し、Antliaクアッドバンド光害カットフィルターは近赤外線(NIR)域でも高い透過率を実現します。これにより、近赤外線も持つ銀河等の画像において光害カット効果によるS/N比とコントラストを向上と同時に、良好なカラーバランスを維持し、後処理を容易にします
M51、M83などのフルスペクトル天体は近赤外(NIR)帯域に大きな信号を持っています。光害のある状況下でも、Antlia クアッドバンド光害カットフィルターを使用することで、これらのディープスカイ天体をよりコントラストの高い状態で撮影できる可能性があります。
オススメの使い方
AR保護ガラスのカラーCMOSカメラを使用した光害カット撮影
このフィルターは、近赤外線(NIR)も透過する仕様により、カラーバランスが崩れにくくなっています。そのため、IR/UVカットフィルターがカメラに使用されている場合、光害カット効果は期待できますがカラーバランスが崩れやすいことがあります。AR保護ガラスを持つ天体用CMOSカメラを使用することで、このフィルターの特性を最大限発揮することができます!
別売のデュアルバンドフィルターを組み合わせて使用
本フィルターを使用することで、特定の輝線のみを通すようなデュアルバンドフィルターより短い露光時間で光害を低減させつつ撮影することができます。また、フルスペクトル天体である銀河や反射星雲等の撮影にも光害カットの効果があります。そこに、デュアルバンドフィルターで撮影した画像を重ね合わせることで、短い時間ながら強力にHα領域等を強調した画像を得ることもできます。
Antlia製のデュアルバンドフィルターは以下のラインアップがございます。(現在のお取り扱い品のみ)
使用に際しての注意事項
保証
3年保証(剥離に対して)
注意事項
| 主な仕様 | |
|---|---|
| 波長 | SII: 671.6, 673.1nm Hα: 656.3 nm OIII:495.9nm, 500.7 nm Hβ: 486.1nm NII: 658.3, 654.8nm |
| ピーク透過率 | SII:> 92% Hα:> 92% OIII:92% Hβ:92% NII:92% |
| フィルター厚 | 2mm±0.05mm |
| 基板 | 光学用基板・単層/非接着基板 |
| 光学系 | F2以上での使用を推奨 |
| フィルターリング | 2" (M48×0.75) |




















