【対応機種】
FCT-65D, FS-60CB, FS-60Q, FS-60CP
【取付方法】
ここではFCT-65Dを例にご紹介します。その他の鏡筒も同様です。




これで完了です。

本リングは鏡筒の有効口径を52mmに絞ります。口径が52mmより大きな鏡筒に対して使用すると像面に届く光量は低下しますが、一方で写野中央に対する周辺光量が増大します。以下のテスト結果では、いずれの場合も対物絞り環Φ52を使用しない場合と比較して、周辺星像に生じやすい不均一な回折光条が抑制されています。
また一部の鏡筒では有効口径を絞ることで対物レンズの色収差が抑制され、撮影結果の色ハローが低減する場合もあります。
※眼視用としては絞ることで色収差が増大することもあります。
本リングはΦ52mmの絞り部分よりも前方(入射方向側)に58mmフィルターネジを設けております。日食撮影時などに対物レンズ前方へ減光フィルターをねじ込んで取り付けられます。
※一般にフィルターはカメラから近い位置に挿入したほうが結像性能への影響が少ないので、夜間の天体写真撮影に使用するフィルターは可能な限り鏡筒とカメラの間に使用することを推奨いたします。