645レデューサー0.7X(FSQ-130ED)は高屈折低分散硝子を2枚使用し、倍率色収差と色コマを最小限に抑えた4群4枚構成の専用レデューサーです。FSQ-130EDに645レデューサー0.7Xを組み合わせると、屈折系アストロカメラとしてはかつてない明るさの光学系になります。
対応機種:FSQ-130ED
対応機種:FSQ-130ED
FSQ-130EDの高性能な対物レンズ性能を生かせることが可能な4群4枚構成の専用レデューサーです。使用されている2枚の凸レンズには高屈折低分散ガラスを採用し、レデューサーで発生しやすい倍率色収差と色コマは最小限に抑えられています。短縮率は0.7倍で、焦点距離455mmF3.5にまで明るくなります。イメージサークルはφ70mmと645サイズを完全にカバーしています。35mmフルサイズでは周辺光量90%を実現しています。注:カメラマウント、カメラボディーなどでのケラレを加味しない値です。ご使用になる環境によっては、ケラレ等で減光する場合があります。
スポットダイヤグラム

FSQ-130EDと645レデューサー0.7×の組み合わせは屈折系アストロカメラとしてはとても明るく、実効F値はイプシロン光学系を上回る値を実現しました。スポットダイアグラムによる最小星像は35mmフルサイズ周辺(22mm)まで5μm、645周辺(35mm)まで8μm以下とたいへんシャープな星像が得られます。また反射型アストロカメラと異なり、周辺減光が少ないこともメリットとなります。 FSQ-130EDと共にご検討ください。
鏡筒との接続

鏡筒との接続は上右図赤い部分の最後部レンズセルにねじ込むことで行います。この部分は鏡筒内部に固定されており、合焦ハンドルを操作しても移動しません。ドロチューブとは緑部分が接続されており、この部分がレデューサーの外側を動きます。レデューサーは水色部分です。
主な仕様 | |
焦点距離 | 455mm |
口径比 | 1:3.5 |
イメージサークル | φ70mm |