PM-SP赤道儀(生産終了)にアリガタ金具を採用するプレート等を取り付けるためのアリミゾ金具です。搭載物をアリガタ・アリミゾ式で簡単に着脱でき、組み立て・撤収を行いやすくできます。中央には極軸望遠鏡の視界を塞がないようにするための穴が開けられていますので、SPプレート300のように中央に穴が開けられているプレート等を取り付けた際は取り付けたまま極軸合わせを行うことができます。アリミゾ(小)の代用としてEM-11赤道儀等に鏡筒を搭載させる際にも使用可能です。


対応架台等：PM-SP赤道儀(生産終了)、PM-1 極軸体用35ピッチアダプター等
対応プレート等：SPプレート300、M180用アリガタ(※)、M210用アリガタ(※)、汎用アリガタSB(※)等
架台への取り付け規格：35mm間隔φ9mm穴×2
付属品：M8キャップボルト×2
質量：約180g

※：取り付け時極軸望遠鏡の視界を塞ぎます


ご注意
架合へ取り付ける際にM8キャップボルトを2本使用しますが、その際キャップボルトの頭は完全に埋没せず約5.5mm程度上面に張り出す状態になります。タカハシ製のアリガタ金具ではアリミゾの固定ネジが何かの際に緩んだ場合ボルトの頭とアリガタ裏面前後に取り付けられているアルミブロックやボルトの頭が接触し落下を防ぐ構造を採用しています。他社製のアリガタ金具を取り付けた場合は落下防止の機構が異なるため固定ネジが緩んだ際に落下する可能性があります。また、アリガタ金具裏面にキャップボルトの頭が接触し正常に取り付けできない場合があります。正常に取り付けできない状態での使用は避けるようにしてください。固定ネジはしっかりと締め、着脱の際は落下させないように支えながら作業を行ってください。