スターベース東京のスタッフがVSD90SS鏡筒を使って試写してみました!こちらのブログ記事をご覧ください。
2023年11月30日発売の新製品です。
5群5枚・短焦点アストログラフ。天体撮影と眼視観望を極めたフォトビジュアル鏡筒です!
●天体撮影と眼視観望それぞれにおける性能と使いやすさを追求したフラッグシップ鏡筒です。
●凸レンズにSDレンズ2枚と高屈折率EDレンズ1枚、凹レンズには高性能ランタン系ガラスを採用した贅沢な光学設計により、従来品VSD100F3.8を上回る高レベルな収差補正を実現。写野中心から35mm判フルサイズはもちろん、ラージフォーマット44×33mmの最周辺に至るまでシャープで美しく均一な星像を得られます。
●さらに広い視野での星空観察から高倍率での惑星観察まで、眼視観望でも高い性能を発揮するフォトビジュアル鏡筒です。
2023年11月30日発売の新製品です。
5群5枚・短焦点アストログラフ。天体撮影と眼視観望を極めたフォトビジュアル鏡筒です!
●天体撮影と眼視観望それぞれにおける性能と使いやすさを追求したフラッグシップ鏡筒です。
●凸レンズにSDレンズ2枚と高屈折率EDレンズ1枚、凹レンズには高性能ランタン系ガラスを採用した贅沢な光学設計により、従来品VSD100F3.8を上回る高レベルな収差補正を実現。写野中心から35mm判フルサイズはもちろん、ラージフォーマット44×33mmの最周辺に至るまでシャープで美しく均一な星像を得られます。
●さらに広い視野での星空観察から高倍率での惑星観察まで、眼視観望でも高い性能を発揮するフォトビジュアル鏡筒です。
商品説明
■5群5枚(SDレンズ2枚使用により高レベルな収差補正を実現
●VSD90SSは、軸上色収差を重点的に補正することを念頭に置いて光学設計しました。凸レンズにSDレンズ2枚、高屈折率EDレンズ1枚を使用し、かつ凹レンズに新開発の高性能ランタン系ガラスを採用しています。特にSDレンズ2枚(ほぼ同径)を使用した点は新たな試みです。これにより、フォーカスやスケアリングのズレによる星像の色味の変化と星像の崩れを極めて高いレベルで抑え、結像・周辺像ともにVSD100F3.8を上回る性能を得られました。撮影時から画像処理まで、一貫して使いやすく安定した撮影結果が期待できます。
■光学性能スポットシミュレーション(VSD100F3.8 との比較)
■周辺光量を大幅改善
●従来製品VSD100F3.8は、母体となったPENTAX100SDUF IIより受け継いだヘリコイドフォーカサーを採用することで後群のレンズ径に制約がありました。 VSD90SS鏡筒ではその制約を排除するため、フォーカサー部をラック&ピニオンに変更し、後群のレンズを大口径化しています。これにより、VSD100F3.8よりも周辺減光が大幅改善。また口径食を低減し光学系(※)によるケラレがほぼ無く、光の回折により生じる輝星の非軸対称フレアも防いでいます。
●口径食が少なく周辺光量が豊富なことは、写野周辺部で豊富な諧調を維持するとともに、画像処理時において周辺減光補正を容易にする効果も期待できます。
※撮影システムによっては、カメラボディやカメラマウント等によるケラレが発生する場合があります。
●口径食が少なく周辺光量が豊富なことは、写野周辺部で豊富な諧調を維持するとともに、画像処理時において周辺減光補正を容易にする効果も期待できます。
※撮影システムによっては、カメラボディやカメラマウント等によるケラレが発生する場合があります。
■ZWO社製EAF(フォーカサー)対応
●デュアルスピードフォーカサーまたはZWO社製EAF(フォーカサー)に対応しています。(併用不可)
■VSD100F3.8 と断面比較
周辺減光(VSD100F3.8 との比較)
●VSD90SSは最周辺でカメラマウント、またはフィルターホイールによるケラレ以外の光量低下はほとんど見られない。
●VSD100F3.8は最周辺でも70%前後の光量は確保できているが、画面中心付近から口径食による光量低下が見られる。
■作例による分析:(1)VSD90SS
■作例による分析:(2)VSD90SS+レデューサーV0.79x
●カメラ:ペンタックスK-1/ZWO ASI6200MM Pro(2"フィルターホイール使用)
画像処理データ
●K-1: RAW現像(モノクロ)→加算平均コンポジット→4×4ソフトビニング→最大値で規格化
●ASI6200MM: SharpCap3.2で画像取得(Gain0)→加算平均コンポジット→4×4ソフトビニング→最大値で規格化
※画像上の数値は、画面中央部の光量を100とした時のAPS-C(23.5mm×15.7mm),35mm判(25mmx24mm)の四隅での光量。
●APS-Cのイメージサークル内は、ほぼ平坦な分布である。35mm判フルサイズではレデューサー、及びカメラマウント/フィルターホイールによりけられが生じているが、VSD100F3.8直焦点と同様の光量が確保できている。
■ファインダー台座取付面
●ファインダー台座のほか、薄型アタッチメントプレート規格対応のクイックリリースホルダー(新製品)が装着可能。
モアブルーの鏡筒バンドが適合します
モアブルーのTB007 内径114mm/115mm 超軽量化設計鏡筒バンドが適合します。
鏡筒をしっかりと固定できるためお勧めです。
同じモアブルーのVIXEN規格 220自在アリガタを使用する場合、ZWOのEAFを併用いただくことも可能です。
同じモアブルーでもロスマンディ規格のアリガタを使用する場合は、ピント固定ノブの干渉を防ぐために17.5mmのバンドスペーサーをご併用ください。
主な仕様 | ||
対物レンズ | 5群5枚 SDアポクロマート、ASコーティング | |
有効径 | 90mm | |
焦点距離 | 495mm(F5.5) | |
集光力 | 肉眼の165倍 | |
分解能 | 1.29秒 | |
極限等級 | 11.5等 | |
イメージサークル | φ60mm(44×33mmをカバー、最周辺光量90%以上) | |
フィルター | 取付け可(対物レンズ前方:95mm / 接眼側:58mm) | |
焦点調節方式 | ラック&ピニオン | |
パーツ取付サイズ | ねじ込み:M84P1 / M60P0.75 / M42P0.75(Tリング用ネジ) 差し込み:60.2mm / 50.8mm / 31.7mm |
|
鏡筒長 | 約597mm(※フード折返し時 約403mm) | |
鏡筒外径 | φ115mm | |
重量 | 約4.3kg | |
ファインダー | 別売※別売アクセサリー併用時使用可 |