AXD2等の赤道儀やプレートの他、タカハシ製赤道儀等に取り付けできるアリミゾ金具です。対応する架台等にアリガタ・アリミゾ方式で鏡筒を取り付けできます。工具不要で簡単に手早く鏡筒の着脱が行えるので、組み立て・分解時の手間の軽減にもなります。

取り付けられるアリガタ金具は一般にビクセン規格と呼ばれるもので、底部の幅が約43mm前後のものに対応します。比較的小型の鏡筒で多く採用されている規格で、ビクセン製の鏡筒だけでなく海外製鏡筒も搭載させれれます。

架台等への取り付けは35mm間隔のM8ネジ2本で行います。多くの架台やプレート等で採用されている取り付け規格なので様々な赤道儀や経緯台等に取り付けできます。M8ネジ用の穴はネジの頭が埋まるように座ぐりが設けられており、アリガタ金具底面にネジの頭が接触しないように作られています。底面に梁状の構造を持つアリガタ金具や鏡筒バンドをネジ止めしているアリガタ金具でも干渉することなく取り付け可能です。他に1/4インチネジ穴もあけられているのでカメラ用三脚に取り付けることもできます。

側面にはアリガタ金具を固定するための鏡筒固定ネジの他に鏡筒の脱落を防ぐための鏡筒脱落防止ネジが取り付けられており、鏡筒の落下事故を予防できるような構造を採用しています。このネジは2本とも締めた状態でお使いください。


主な仕様
取り付けられるアリガタ金具の例：アタッチメントプレートWT、スライドバーM、220自在アリガタ等
取り付けできる赤道儀等の例：AXD2赤道儀、AXJ赤道儀、SXP2赤道儀、マルチプレートDX、EM-11赤道儀等
架台等接続用穴：M8ネジ用穴×2(35mm間隔、座繰りあり)、1/4インチネジ穴×2
付属品：M8キャップボルト(首下15mm)×2、6mm六角レンチ×1
質量:220g




※取り付けるアリガタ金具によっては落下防止機構が働かず、何かの拍子に鏡筒固定ネジが緩んだ際に鏡筒が落下する可能性があります。鏡筒固定ネジはしっかり締め、不用意に触らないよう注意して取り扱いください。鏡筒の着脱時には落とさないようにしっかりと支えて作業を行ってください。ロスマンディ規格、アルカスイス規格、ファインダー脚用アリガタ規格等のアリガタ金具は取り付けできません。