FC-76D鏡筒やFC-100D鏡筒等の焦点距離を短くし、像を明るくすることができる補正レンズです。焦点距離570mmのFC-76DCU/DS鏡筒に取り付けた場合は417mm(F:5.5)、焦点距離740mmのFC-100DC/DF鏡筒の場合は540mm(F5.4)、焦点距離800mmのFC-100DZ鏡筒の場合は580mm(F5.8)に焦点距離を短くすることができます。イメージサークルはFC-76DCU/DS鏡筒の場合はφ36mm、FC-100DC/DF/DZ鏡筒の場合はφ30mmです。レデューサーを使用することで周辺像の平坦化も行われ、イメージサークルの周辺まで青ハロが少なく均質な像が確保できます。このレデューサーは旧型ののFC-76鏡筒(生産終了)やFS-78/C鏡筒(生産終了)にも相性が良く、これらの鏡筒をお持ちのかたにもお薦めです。
FC-76D+76Dレデューサーでのスポットダイヤグラム
※カメラ回転装置は仕様変更されており、「カメラ回転装置(SKY90)」は「カメラ回転装置S」に、「カメラ回転装置(TSA-102)」は「カメラ回転装置M」に切り替わりました。基本的な仕様はほぼ変更ありませんので、そのまま入れ替えて使用できます。カメラ回転装置(SKY90)は生産終了・在庫限り、カメラ回転装置(TSA-102)は生産終了・在庫払底になりました。カメラ回転装置(SKY90)には52mmフィルターを取り付けるネジが切られていますが、76Dレデューサーで撮影する際はフィルターの取り付けはできません。カメラ回転装置Sは52mmフィルターには非対応、カメラ回転装置Mは67mmフィルターには非対応です。フィルターを併用する撮影をお考えの場合はFC-76DCU鏡筒、FC-100DC鏡筒をお使いの場合は「フィルター対応ストップリング」の併用をご検討ください。システムチャートとは異なる接続方法になりますが2インチ差し込み鏡筒に対応する鏡筒では「50.8→M56AD スターベースオリジナル」に76Dレデューサーを取り付けることで2インチ差し込みの形で鏡筒に取り付けることができ、50.8→M56ADの2インチバレル先端に48mmフィルターを取り付けて使用することもできます。この場合カメラ回転装置は使用しません。FC-76DS鏡筒やFC-76/FS-78鏡筒の一部では対物レンズセルに82mmフィルターの取り付けもできます。フィルター使用時はゴーストが発生する場合がありますのでご注意下さい。
FC-76D+76Dレデューサーでのスポットダイヤグラム
各鏡筒で使用した場合の焦点距離等(メタルバック=レンズ後端から焦点までの距離) | |
FC-76DCU/DS + 76Dレデューサー | |
焦点距離 | 417mm |
口径比 | 1:5.5 |
イメージサークル | φ36mm |
メタルバック | 56.0mm |
FC-100DC/DF + 76Dレデューサー | |
焦点距離 | 540mm |
口径比 | 1:5.4 |
イメージサークル | φ30mm |
メタルバック | 56.0mm |
FC-100DZ + 76Dレデューサー | |
焦点距離 | 580mm |
口径比 | 1:5.8 |
イメージサークル | φ30mm |
メタルバック | 56.0mm |
FC-76 + 76Dレデューサー | |
焦点距離 | 438mm |
口径比 | 1: 5.8 |
イメージサークル | φ36mm |
FS-78/C + 76Dレデューサー | |
焦点距離 | 462mm |
口径比 | 1: 5.9 |
イメージサークル | φ36mm |
各鏡筒との接続方法は下記URLの接続チャート図を参照してください。 FC-76DCU鏡筒 FC-76DS鏡筒 FC-100DC鏡筒 FC-100DF鏡筒 FC-100DZ鏡筒 FC-76鏡筒、FS-78鏡筒、FS-78C鏡筒 |
※カメラ回転装置は仕様変更されており、「カメラ回転装置(SKY90)」は「カメラ回転装置S」に、「カメラ回転装置(TSA-102)」は「カメラ回転装置M」に切り替わりました。基本的な仕様はほぼ変更ありませんので、そのまま入れ替えて使用できます。カメラ回転装置(SKY90)は生産終了・在庫限り、カメラ回転装置(TSA-102)は生産終了・在庫払底になりました。カメラ回転装置(SKY90)には52mmフィルターを取り付けるネジが切られていますが、76Dレデューサーで撮影する際はフィルターの取り付けはできません。カメラ回転装置Sは52mmフィルターには非対応、カメラ回転装置Mは67mmフィルターには非対応です。フィルターを併用する撮影をお考えの場合はFC-76DCU鏡筒、FC-100DC鏡筒をお使いの場合は「フィルター対応ストップリング」の併用をご検討ください。システムチャートとは異なる接続方法になりますが2インチ差し込み鏡筒に対応する鏡筒では「50.8→M56AD スターベースオリジナル」に76Dレデューサーを取り付けることで2インチ差し込みの形で鏡筒に取り付けることができ、50.8→M56ADの2インチバレル先端に48mmフィルターを取り付けて使用することもできます。この場合カメラ回転装置は使用しません。FC-76DS鏡筒やFC-76/FS-78鏡筒の一部では対物レンズセルに82mmフィルターの取り付けもできます。フィルター使用時はゴーストが発生する場合がありますのでご注意下さい。