2024年9月27日発売開始!!タカハシ最新鏡筒です!!
FCT-65D鏡筒の主な特長
★ 3枚玉フローライトアポクロマート
かつてのFCTシリーズの設計思想を引き継ぎつつ、現代風に圧倒的な進化を遂げた新規光学設計の3枚玉フローライトアポクロマートです。小口径鏡筒のメリットであるコンパクトさを維持しつつ、眼視と撮影で一層の高性能を得られるマルチフォトビジュアル鏡筒として進化しました。
★ 眼視ストレール比 97.5%!!
FCTシリーズの最大の強みは中心像が極めてシャープであるという点でした。FCT-65Dはその特長を更に発展させ、口径65mm/F6.2 の明るさでありながら眼視ストレール比 97.5%(計算値)と完璧に近い中心像を誇ります。眼視においては焦点内外像に色付きが少なく、ベストピントの状態では色滲みはほとんど見られません。口径こそ65mm ですが、中心像のクリアさという点に絞ればTSA・TOAシリーズに匹敵する極めてクリアな結像をご堪能いただけます。
FCT-65Dはドロチューブ後端から焦点面までの距離(メタルバック)が約199.2mmと長く、別売の天頂ミラー50.8や天頂プリズム31.7MCを併用しても無限遠にピントを合わせられることも魅力です。写真撮影だけでなく眼視適性の高さから、FCT-65Dは眼視用途のお客様にもお選びいただける鏡筒になっています。
FCT-65D鏡筒の天体撮影適性
★ FC/FSマルチフラットナー1.04×との相性も良好です!
FCT-65D鏡筒は天体撮影でも優れた性能を発揮します。FC/FS マルチフラットナー1.04×(別売)との相性も良好で、RMS スポット直径は中心で約 4μm、35mm フルサイズの周辺でも約10μmとなり、中央比光量はAPS-Cサイズのセンサーをカバーする範囲でほぼ100%を維持しています。
※FC/FS マルチフラットナー1.04×使用時は別売の専用スペーサーリング『マルチCAリング65D』が必要になります。マルチフラットナーとマルチCAリングのセットはFC/FSマルチフラットナー1.04× + 接続リングセットでFCT-65D用として販売しています。
また、M55.9延長筒L30(別売)を併用すれば合焦時のドロチューブ繰出量を約50mmから約20mmへ減らせます。
FCT-65D鏡筒+FC/FSマルチフラットナー1.04×の周辺像
FCT-65D鏡筒の外観
鏡筒本体につきましては、従来のスタイルとは異なる外観になっていますが、これは高性能専用レデューサー(65D FUレデューサー0.65×:後日発売)を収めるための仕様です。
この専用レデューサーを併用すると焦点距離260mm/F4.0となり、周辺光量を70%以上維持しつつ、フルサイズの画角周辺まで良質な星像を得られる高性能写真用鏡筒になります。
主な仕様 | |
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商品名 | FCT-65D鏡筒 |
形式 | 3群3枚フローライトアポクロマート |
有効口径 | 65mm |
焦点距離 | 400mm |
口径比 | 1:6.2 |
鏡筒径 | 95mm |
全長 | 403mm |
質量 | 1.9kg |
対物フード外径 | 80mm |
メタルバック(*) | 199.2mm |
ファインダー | 別売(6×30推奨) |
(*)接眼体後端より焦点面までの距離 |
システムチャート